冷凍食品加工工場新築時に工夫をしたポイントをご紹介
2023年9月12日
こんにちは。
工場倉庫建築設計ナビは地元愛媛県・香川県で工場や倉庫などの施設の
新築や建て替え、改修、耐震補強等の設計業務を行っている建築設計事務所です。
今回は冷凍食品加工工場の新築の設計において工夫をした点を紹介したいと思います。
冷凍食品工場建築の参考になれば幸いです。
食品加工工場においては、食品の生産ラインに合わせた部屋の配置計画を行い、工場への出入りがスムーズになるように動線設計をすることが必要です。
工場の衛生管理上、工場に入るときにはエアシャワーが必要になります。
工場に入る際には「エアシャワー ⇒ 手洗い部屋 ⇒ 廊下 ⇒ 各作業場所」といった動線設計にしました。
一方、工場から出る人にはエアシャワーは不必要です。
工場から出る際には、入る時とは別の手洗い部屋を設置することで、工場に入る人・出る人の行き来がスムーズになるように工夫しました。
また、冷凍食品を扱う食品工場であったため、工場内冷気が必要でした。
空間に凹凸があるとそこに空気が滞留してしまい、カビが発生してしまうことがあるので、凹凸のない空間にしています。
冷凍食品加工工場の塗床塗料は、床のひび割れが発生しないような塗料を選定しています。
万が一、床にひび割れが起こると塗りなおしのために生産ラインを止める必要が出てきてしまい、工場の生産に大きな影響を与えてしまうためです。
工場倉庫の建築・設計の際には、工場の用途に応じて様々な工夫が必要です。
工場倉庫建築設計ナビは愛媛県、香川県を中心に四国全域で工場や倉庫の建築設計をサポートしています。
愛媛県、香川県など四国エリアで工場、倉庫の建築を検討されている方は、工場倉庫建築設計ナビにお任せください。