倉庫を設計する際の注意点
2024年7月17日
こんにちは。
工場倉庫建築設計ナビは地元愛媛県・香川県で工場や倉庫などの施設の新築や建て替え、改修、耐震補強等の設計業務を行っている建築設計事務所です。
今回は、倉庫を設計する際の注意点をご紹介いたします。
特に注意が必要なのが、
1000㎡以上1500㎡未満の倉庫用途の建物になります。
建築基準法の27条では、
1500㎡を超える倉庫は、準耐火建築物にしなければならないことが定められています。
一方、建築基準法の26条では1000㎡以上では、1000㎡以内ごとで防火壁により区画しなければならないことが定められています。
そのため、1000㎡以上1500㎡未満の倉庫は、準耐火建築物にする必要はないですが、1000㎡以内ごとで防火壁により区画をする必要があります。
また、規模によって屋内消火栓の設置義務(耐火、準耐火建築物は緩和あり)があるため、1000㎡以上の建物は準耐火建築物とする義務はない場合も任意で準耐火建築物とする方がメリットが大きい場合もあります。
建築設計は、法律に則った設計が重要です。建築設計士は、建築基準法やその他の建築に関する法律や規制を遵守し、安全性や耐久性を確保するために設計を行います。法律に則った建築設計によって、建物の安全性や環境への配慮が確保されるのです。
工場倉庫建築設計ナビは愛媛県、香川県を中心に四国全域で工場や倉庫の建築設計をサポートしています。
愛媛県、香川県など四国エリアで工場、倉庫の建築を検討されている方は、工場倉庫建築設計ナビにお任せください。